バス、バリトン：崔　宗宝（サイ　ソウホウ）

中国北京市生まれ、現在海老名市在住。
1988年に北京首都師範大学音楽科を卒業後、92年来日し、94年東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程に入学。同年テレビ朝日「題名のない音楽会」に出演。98年に同大学院を修了し、アメリカに短期留学。以来、草加市コンサートオペラ「椿姫」、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」、「パリアッチ」、「カルメン」、「マクベス」などに出演し高い評価を得る。また各地で個人リサイタルを開催、草加市ではチャリティーコンサートを開催するなど、地域の音楽文化向上にも大いに貢献している。
2001年東京文化会館・小ホールで「崔宗順・崔宗宝～兄弟オペラ歌手ジョイントコンサート」を開催し大好評を博す。2002年には東京文化会館・大ホールで「崔岩光・崔宗順・崔宗宝～世界の名曲とオペラアリアを唱う～」を開催、満席の会場はその温かい心あふれる歌声と声楽の楽しさに包まれた。同年、世界的オペラ演出家ミヒャエル・ハンペが芸術総監督を務めたオペラr椿姫」に出演。
さらに2003年には再び東京文化会館・小ホールで「崔宗順・崔宗宝～兄弟オペラ歌手ジョイントコンサート」を開催し、満席の会場から絶賛を浴びる。これまで佐藤征一郎、高橋大海、シルビア・ブライアー、G.N.ピリウッチの各氏に師事。地元海老名市を中心に「オペラの出前」などの草の根的な音楽活動を積極的に展開し、幅広いファン層を獲得。日本声楽家協会会員。